四国 愛媛県の瀬戸内寄りにある内子町の小さな集落で暮らす農家です。
農作業をメインにおこないながら、里山資源の有効活用・ものづくり、依頼に応じて食に関わる活動をしています。
わたしたちは2022年より亀岡家(かめおかけ)という屋号を掲げました。
暮らしを発信しながら拠点であるこの家で待つ。
わたしたちの暮らしに共感してくれる仲間がこの家を探し訪ねてきてくれたらいいな、そんな思いでこの屋号が生まれました。
亀岡家はふたり暮らし
地元で生まれ育った夫、東京から嫁いできた美味しいもの好きな妻の組み合わせで2017年にこの家族が誕生しました。暮らす場所は四国 愛媛県内子町の街中から15kmほど離れた中山間地域。日本の美しい風景が残っている里山です。
わたしたちの持ち物は
平屋の家屋と納屋
夫婦二人で世話ができる規模の栗園と自分たちが食べる野菜を栽培するためのコンパクトな畑
ケータリング等の営業許可を取得したごく小さい料理のアトリエ
軽のバンと軽トラくらいです
農業の収入がメインで、農繁期以外は依頼に応じて料理を提供するなど食に関する活動をし、空いた時間は思いっきり遊び、気が向いたらものづくりをするなど…、と、夫婦で思い思いに過ごします。
どこかに属すことなくこの家を拠点に、自分たちの手でできる限りの農作物を育て、必要なだけの現金収入を得て、家族単位でひとりひとりが個性を発揮し、暮らしの中で生まれるアイデアや工夫をカタチにし、自分のペースで無理せず暮らす。
この暮らしは自由でとてもクリエイティブ!
農業も商品開発も料理も、すべて自分次第、できる限りを無理なくたのしんでいます。
どこにでもいるような栗農家のわたしたちが、なぜ屋号を掲げて活動をしているのか?
それはズバリ!仲間が増えてほしいからです。
亀岡家の活動を一人でも多くの方に知ってもらい、里山へ関心をもってもらう。
農業も、ものづくりも、食の活動も、すべて仲間づくりのきっかけに。「動かなければゼロ、一歩踏み出したらイチ以上!」を合言葉とし微力ではありますができることを見つけて行動しています。
わたしたちの暮らすこの里山も過疎化が進んでいる。この美しい景色はあとどれくらい続いていくかな…。
わたしたちも自分たちがあと何年この生活を続けられるか夫婦でよく話をします。
わたしたちは仲間がほしいんです!
仲間といっても一緒にグループをつくるとか組織的な活動をするイメージはなく、わたしたちのように家族単位で農業収入を得てシンプルな暮らしをする仲間が増えてほしいんです。過疎化が深刻な里山には若い担い手がもっともっと必要です。
とはいえ、里山で行うことは農業に限りません。広大な土地を活かすアイデアさえあれば宝の山です。得意なことで生業をつくることができます。
仲間が増えたら、耕作放棄地は減り、美しい風景が永く続いていく。
新しい風がたくさん吹いたら地域がどんどん耕され、いままで と これから が交差する。
日本中の里山がワクワクする場所になることをわたしたちは心から願っています。
亀岡家はその入り口になるべく発信を続けています。
農作業をしたことがないけど興味がある
里山で暮らしてみたいけどどうしたらいいかわからない
そういう方に少しでも里山や農業を身近に感じてもらえたら…という思いから、常時農業体験や園地視察を受け入れています。
移住や就農のサポート、例えば農作業レクチャー、農地や販路の紹介、住居探しなどもできる限り協力します。
最初は気楽に遊びながら◎
まずは里山の現状を知ってもらい感じてもらい、園地視察や農作業体験をしてみて、お茶でも飲みながらざっくばらんに話をしましょう。
時間がゆるせばご飯を一緒に食べたり、お酒を飲んだなら亀岡家に泊まってもいいですね^^
まずは遊びにきてください。
里山暮らしや農家の暮らしは豊かですよ。
気軽に問合せくださいね。
Photo:工藤あずさ